サンズをも殺し、残るモンスターはアズゴア王のみ。

最早主人公をニンゲンと認識していない王様。スノーフルの時点でも兄弟が似たような会話していたから今更でもないか。「頼むからニンゲンのふりをしててくれ」でしたっけ?

何もコマンドを選択せずただ会話を聞いていただけなのに、どこからか飛び出してきたナイフの攻撃。
王様は呆気なく殺されましたとさ。
よく見ると、アズゴアが破壊したわけでもないのに「みのがす」コマンドが消えてるんですねここ。

Nルート同様、止めを刺したのはフラウィ。N同様に6つのタマシイを取り込むことはせず、代わりに主人公に協力するからと、

最期の最期で慈悲を乞います。
ショックで気を取り戻したのか、このときだけアズリエルの頃の声になってるんですね。

殺さないで済むと思うなよ。
この世界は、殺すか殺されるかだ。
と言わんばかりの容赦ない攻撃。
やったぜ。

NでもPでも姿を見せなかった謎の人物がここで登場。フラウィが言ってたかつての友人、もとい地下世界に最初に落ちてきたニンゲンですかね。
奴は自分が復活した経緯について長々と話した後、一緒にこの世界を破壊しようと持ちかけます。

最後に選択肢が出ますが、どっちを選んでも結末は同じようです。上の画像は断らず受け入れた場合。
断った場合、
「お前は いつから 私に指図する立場になったのだ?」
と言われるようです。
最早主人公に選択する権利などない状態。
最後は、主人公が切りつけたのか奴に切りつけられたのか、どっちなのか分からないような終わり方。こっちはフライパン持ってるから多分切りつけられたんだろう。

もう一度ゲームを起動すると、ただ風の音が流れて真っ暗な画面でスタート。どうやらこのゲームの世界を滅ぼしたのは本当だったようです。
しばらくすると、あの謎の人物と思われる人が話しかけ、ゲームを元に戻したいのならお前のタマシイをよこせと言われ、、、

言葉通りUndertaleの世界を元に戻してくれますが、既にタマシイを捧げたというフラグがある以上、それ以降最後まで不殺を貫いても、非常に後味の悪い結末を迎えてしまいます。
スイッチ版なら本体設定からアンテのデータ消せば一応元通りにはできるみたいです。
とにかく、やはりサンズのあの警告は決して間違ってはいませんでした。
「誰も死ななくていいRPG」というキャッチコピーに大きく逆らうようなことをすると、取り返しのつかないことになるってことですね。
これも、「所詮はゲームだから」と軽く受け止めるか、好きなゲームだからこそそれをぶち壊したくないと捉えるかは人次第。
このゲームは、ただ他の人がプレイしている動画を見ただけでは理解できないことが多くあります。
Pルートが正しいルートでGルートが間違ったルートだとか、自分は別にそうは思ってはいません。
PルートとGルートそれぞれで、トビー氏が何を伝えたかったのか。実際にやってみてそれを感じ取ってみると非常に面白いでしょう。Gは難易度高いので強制はしませんが。

「ま すくなくとも じぶんで やらずに みてるだけの ヤツらよりは マシさ…」
「どうなるのか しりたい クセに じぶんでは できない なさけない れんちゅう…」
「いまも きっと そんなヤツらが ぼくたちを みてるんじゃ ないかな」
ってわけで、みんなもUndertale買おう!

~完~
ラベル:Nintendoswitch